■挨拶
この度、2019年8月に日本水中ドローン機構を設立致しました。
昨今、水中ドローンに注目が集まり始めてはおりますが、その活用方法はまだまだ未知数でございます。我々は水中ドローンやその関連機器を駆使することにより、より水中関連の産業の皆様にお役に立てるものであると確信しております。また、水中関連産業だけではなく、エンターテイメントとしてや趣味としての水中ドローンの普及もより増加するものと考えております。
その中で、法整備や使用方法の問題が今後発生すると考えております。我々は水中ドローンのパイオニアとして、そのような問題を解決し、水中ドローンの普及と水中産業の貢献に寄与したいと考え、日本水中ドローン機構を設立致しました。
■組織概要
名称 | 日本水中ドローン機構 Japan ROV Organization |
所在地 |
〒065-0023 |
設立年月日 | 2019年8月1日 |
連絡先 |
Mail:j-rov@it-systems.co.jp |
代表氏名 | 代表理事 下川 紘資 |
■事業内容
①水中ドローン及び水中関連機器の普及・推進活動
②水中ドローンスペシャリストの育成及び資格整備
③ 水中ドローン及び水中関連機器を活用した新たなビジネスの創出
④特定メーカーに依存しないドローン利活用の情報配信
⑤関係団体及び監督官庁とのコミュニティ造成
■水中ドローンとは?
水中ドローン(ROV: Remotely operated vehicle )は、近年注目が高まっております。空のドローン(UAV)は、既に空撮や点検・測量・趣味・エンターテイメントなどで活用されておりますが、水中ドローンも技術の進歩により、多くのメーカーより様々な製品がリリースされております。
■水中ドローンにできること
1.水中エンターテイメント
水中撮影、 テレビ・各メディアでの水中映像の利用
ダイビング、ボーティング、釣り場の状況確認
2.水中点検・調査
ダム施設、浄化槽、橋梁橋桁付近の水中検査・状況撮影
河川における沈船の水中調査・状況撮影、 船舶の船体、
船底・プロペラ周辺の水中維持管理調査
タンク内、パイプラインやケーブルルート調査
核施設など危険地域の各種検査、異物検測、 向上の排水施設の点検、調
3.セキュリティー
安全確保、ダイバー作業風景の撮影・監督
水中安全性の事前確認、水中建造物の構造確認
水中遠距離検査、危険品近距離検査、水中廃墟の捜査
船底、船側密輸品検査、水中証拠保全、記録、海上救助、捜査
4.漁業、養殖
生け簀や水族館、養殖網内での軽作業補助
カキやわかめなどの生育調査、確認、養殖場など、水中網などの定期点検
5.科学研究
水中環境の観測、水中生物の生態調査、海洋研究、調査、教育、氷下調査
6.考古学
水中考古学へのサポート、沈没船調査
■水中ドローンを使用するメリット
昨今の水中ドローンは、目覚ましい技術革新により、従来の高価な無人潜水機よりも格段に進歩致しました。それにより、安価のため、個人・中小企業も導入しやすい価格となり、また、無人機なので安全、人手不足の解消など、 従来の水中調査よりも大幅コストカットが可能 となりました。